世界のフレンチスカルプチュアの真髄 高橋利佳

  • フレンチスカルプチュアの長さやピンク
  • とホワイトのバランスは?
  • Cカーブ・ハイポイントは?
  • なぜ日本のフレンチスカルプチュアと
  • 違うのか
  • 海外コンテストでどんな工夫をしている?


国際スタイルの時のフレンチの比率



使った道具



Q

海外コンペで困ったエピソードは?

A

英語が全く話せないので毎回困りました、、

初めて行った海外コンペマレーシアでは、大会当日の朝、受付で伝えたい事が伝えられなくてもじもじ

そしたら隣にた日本人選手が巧みな英語で助けてくれました笑

競技が始まる時もコンペ中もアナウンスは英語なので、気づいたら競技が始まっていたりして本当には焦りました 笑

ですが日本人選手や日本人の審査員の皆さん優しくして下さった言葉の壁は乗り越えられました。


よくあるご質問
Q&A

Q

練習する時ネイルベットの長さはどのくらいのバランスで作りますか?

A

ハンドの競技でしたらチップの長さは長すぎず短すぎずにしていますが、本番がモデルさんでの競技の場合にはハンドのチップをモデルさんと同じネイルベットの長さにして練習しています。

エッジの形も日本スタイルの練習だと尖らせますが、スマイルラインを浅めで作ることから少し緩やかなカーブにして練習しています。


Q

フォームのカットやフォーム装着の時工夫していることやポイントがあれば教えてください

A

海外のコンテストルールではフォームのカットが禁止されている場合が多いので、イエローラインのカットは本番でしています。

本番フォームカットて気をつけている事ですが、、

筒感を意識して装着したいので、指の横のお肉が多い少ないに関わらずフォームの横をカットして幅を細く絞りやすくする工夫をしています。


Q

ピンチの時、工夫していることはありますか?クリップ使って良いなら使いますか?

A

海外のコンテストでは指でのピンチに加え、ピンチングツールも使っています。

ツィーザーやクリップで固定して、より筒感、パイプのような形になるよう意識しています。リバウンドを防ぐためにもクリップは便利だと思いますよ!


Q

ファイルの時、時短したり工夫していることはありますか?

A

これまで色んなファイルを使ってきました。時短する為に最初からグリットの細かいファイルを使ったり、バフを1種類使わず時間を少しでも短縮しようと試行錯誤しましたが、、

結果、たどり着いた事は、削りを時短すると言うよりもアプリケーションをパーフェクトにする事です。

それが出来たら自然に削る時間が短くなると思いますよ

使っているファイルですが、表面には180グリットだけでなく細かめの240のファイルも使っています。

ただ、この時ファイル圧もめちゃくちゃ気をつけています。

せっかく240を使っても削る力が強ければフォルムも変わってしまうし、キズが残ってしまうからです。

ここはとっても奥が深いお話しですね。


Q

アセトンバフなども使用OKのルールがあるときは使いますか?

A

アセトンバフは日本でも海外でも必ず使います!コンテストは仕上がりの艶がとっても重要です。

他に私がコンテストで意識している事

それは出来上がりのイメージを持つことです。

競技中もこんな仕上がりにしよう!!と強くイメージして作ります。

本番までのイメトレもめちゃくちゃ大事です!!


Q

日本スタイルと国際スタイルのスマイルラインの違いは?

A

日本のコンテストでは、私はフレンチスカルプチュアのスマイルラインを深めに作っています。

その理由のひとつとして、日本のコンテストではバーチャルをしてはいけないの最初からネイルベットの長いモデルさんを選ぶ事が多いからです。

ネイルベットが長いモデルさんにスマイルラインを浅く作ってしまうと、何となく格好よくないと思う傾向にもあります。

なので日本のコンテストではスマイルラインを深めに作ります。

一方海外のスタイルでは、スマイルラインがより自然に見えるように、緩やかなカーブで作ることが多いです。

コンテストによってもピンクの部分と、白の部分の比率が違います。

日本のコンテストと違い、ルールにおいてピンクとホワイト比率がはっきりしているので最初からネイルベットの長いモデルさんを連れて行かなくても大丈夫なんですよ‼︎

そこは大きな違いです。

日本のスタイルはWhiteが長めで迫力があり、ハイポイントは丸みのある緩やかなアーチ、Cカーブは30%程度とやや浅めになります。

海外スタイルは日本に比べると長さは短め、ハイポイントは少し後ろ、そしてCカーブは40%程度と深めになります。

18年前に出た海外コンテストではCカーブ50%でした‼︎


Q

日本スタイルと国際スタイルの違いはどうやって使い分ける?

A

私はフォーム装着の角度を変えています。

上から見た時のフォームの筒感も違いをつけています。

海外ではフォーム装着のとき絞り気味にして筒感を出せるように気をつけています。

もちろんピンチも重要です‼︎


Q

モデル選びはどう考えてますか?

A

日本のコンテストでは、とにかくネイルベットが長い方を重視しています。

日本ではフレスカ イコール ベットが長いモデルと言うイメージがあります。

海外のコンテストでは、バーチャルが可能なのでネイルベットが短めでも指によってベットの長さが違っても日本ほど気にせず

選んでいます


Q

筆の使い分けはどうしてますか?

A

親指用、中3本用、小指用でそれぞれ違う筆を3種類使い分けています。

親指は毛量の多いもの、小指は毛量の少ない物、中3本はその中間を使っています。


Q

リキッドは何を選んでますか?

A

暑い国、湿度が高い国では硬化速度の遅いリキッドを、寒い国では硬化速度の速いリキッドを使います。


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